「ニュースでPHPの脆弱性(ぜいじゃくせい)と聞いたけれど、難しくてよく分からない」
「うちは大企業じゃないし、普通に動いているから大丈夫?」
専門用語を使わずに言うと、脆弱性とはプログラムに見つかった「欠陥」のことです。
今回は、最近ネット上でメンテナンスや注意メールが頻発している理由と、放置すると起きる身近な実害、そして今日からできる対策をまとめました。
目次
そもそも「PHP」と「脆弱性」ってなに?
- PHP(ピーエイチピー)とは?
Webサイトを動かす心臓部(プログラム)です。WordPressやネットショップの多くもPHPで動いています。 - 脆弱性(ぜいじゃくせい)とは?
後から見つかった設計上の欠陥です。家に例えるなら泥棒が簡単に開けられるドアの鍵のような状態です。
どれほど綺麗なホームページでも、土台のPHPに欠陥があれば、鍵が壊れたまま営業しているのと変わりません。
よく見るメンテナンスや警告メールの正体は?
近頃、他社のサイトで緊急メンテナンスを見かけたり、サーバー会社から注意メールが届いたりしませんか?
「事件が起きたのか?」と不安になりますが、事故を防ぐための事前改修である可能性もあることを覚えておいてください。
PHPの欠陥が見つかると、世界中のWebサイト運営者が一斉に鍵を取り替えます。他社の動きをスルーせずに、防犯対策の波が来ている、と気づくことが大切です。
放置すると何が起きる?ある日突然発生するかもしれない「3つの実害」
メンテナンスを怠ったサイトに起きる可能性が高まるのは、サイバー攻撃だけではなく「日常業務のストップ」です。
- 問い合わせや注文が止まる
古い仕組みのままでは、送信エラーや決済トラブルが発生する可能性が高まります。お客様は不具合を教えてくれないため、気づかないうちに機会損失が発生します。 - Googleから危険なサイトと判定され、アクセスが減少する
セキュリティに穴があると、検索エンジンから警告を受け、検索順位を大きく落とされる可能性が高まります。 - ある日突然、サイトが強制停止される
周囲への被害を防ぐため、サーバー会社から予告なくサイトを非公開(停止)にされることもあります。
他人事じゃない!今すぐ社内でできる「3つの足元対策」
専門的な改修は他社に依頼するとしても、社内で防げるリスクはたくさんあります。
- パスワードを強化する
「社名+数字」などの単純なパスワードや使い回しのパスワードはやめ、12桁以上の複雑な文字列に変更します。2段階認証の導入も効果的です。 - 使っていないプラグインや不要なデータを削除する
停止中の機能であっても、サーバーに残っているだけで侵入口になります。不要なものは完全に削除しましょう。 - 定期メンテナンスをプロに相談する
PHPの更新は、古いデザインや機能と干渉して画面が真っ白になる危険があります。自己判断でボタンを押さず、検証環境でテストできる専門チームへ相談するのが安全です。
まとめ:サイトの保守は、会社の信用を守ること
Webサイトは、会社の顔であり大切な資産です。「動いているから大丈夫」と放置せず、パスワードの見直しや現状の確認から始めてみてください。
自社のバージョンが安全か分からない、更新でサイトが壊れないか不安という企業様に向けて、d-voiceでは現状診断から定期保守まで伴走サポートを行っています。お気軽にご相談ください。
